文部省建築工事標準仕様書 平成10年版


9章 防水工事
   5節  塗膜防水

8.5.1表 塗膜防水層の種別
8.5.2表 ウレタン防水 A種の工程
8.5.3表 ウレタン防水 B種の工程
8.5.4表 ウレタン防水 C種の工程

■8.5.1表 塗膜防水層の種別■
ウレタン防水 A種 コンクリート、PCコンクリート及びACLパネル等による屋根スラブ
ウレタン防水 B種 コンクリート及びPCコンクリート等による屋根スラブ及び便所等の床
ウレタン防水 C種 ひさし及びバルコニー等
(注)
(2) ウレタン防水 A種の工程は、表8.5.2表による。
ページトップへ


■8.5.2表 ウレタン防水 A種の工程■
 
部位
工程  
一般部
立上がり、立下がり
備考
1
プライマー
(0.2kg/m2)
プライマー
(0.2kg/m2)
一般工程1は、工程2で接着剤を使用する場合、省略することができる。
補強布は、通気緩衝シートに100mm程度張りかける。
仕上げ塗料は、アクリルウレタン系(2成分溶液形)とし、使用量は平滑仕上げ用を示す。
2
ウレタン防水材
又は接着剤
(0.3kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(0.3kg/m2)
3
通気緩衝シート 補強布
4
ウレタン防水材
(1.5kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(1.2kg/m2)
5
ウレタン防水材
(1.5kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(1.0kg/m2)
6
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
(注)
1. 表中( )内の数値は使用量を示す。
2. 使用量は、単位容積質量が1.0g/cm3である材料の場合を示しており、単位容積質量がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
ページトップへ

■8.5.3表 ウレタン防水 B種の工程■
 
部位
工程  
一般部
立上がり、立下がり
備考
1
プライマー
(0.2kg/m2)
プライマー
(0.2kg/m2)
仕上げ塗料は、アクリルウレタン系(2成分溶液形)とし、使用量は平滑仕上げ用を示す。
2
ウレタン防水材
(0.3kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(0.3kg/m2)
3
補強布 補強布
4
ウレタン防水材
(1.2kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(1.2kg/m2)
5
ウレタン防水材
(1.5kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(1.0kg/m2)
6
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
(注)
1. 表中( )内の数値は使用量を示す。
2. 使用量は、単位容積質量が1.0g/cm3である材料の場合を示しており、単位容積質量がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
ページトップへ

■8.5.4表 ウレタン防水 C種の工程■
 
部位
工程  
一般部
立上がり、立下がり
備考
1
プライマー
(0.2kg/m2)
プライマー
(0.2kg/m2)
仕上げ塗料は、アクリルウレタン系(2成分溶液形)とし、使用量は平滑仕上げ用を示す。
2
ウレタン防水材
(0.3kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(0.3kg/m2)
3
補強布 補強布
4
ウレタン防水材
(1.2kg/m2)
ウレタン防水材
立上がり用
(1.7kg/m2)
5
ウレタン防水材
(1.0kg/m2)
-
6
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
仕上げ塗料
(0.2kg/m2)
(注)
1. 表中( )内の数値は使用量を示す。
2. 使用量は、単位容積質量が1.0g/cm3である材料の場合を示しており、単位容積質量がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
ページトップへ