国土交通省建築工事共通仕様書  平成13年版

塗膜防水
適用範囲・材料防水層の種別及び工程施工

【適用範囲】
この節は、場所打ち鉄筋コンクリート下地に、屋根用塗膜防水材(ウレタン系、ゴムアスファルト系)を用いて施工する塗膜防水に適用する。

【材料】

(a) 主材料
塗膜を形成する材料は、JIS A 6021(建築用塗膜防水材)の屋根用により、種類はウレタンゴム系1類、ウレタンゴム系2類及びゴムアスファルト系とし、使用部位による区分は、平場は一般用又は共用、立上がり部は立上がり用又は共用とする。
(b) 保護緩衝材
地下外壁防水の保護に使用する保護緩衝材の材質は補強クロス付きポリエチレン発泡材とし、厚さ5mm以上のものとする。
(c) 保護シート
屋内防水の保護に使用する保護シートは、ポリエチレンフィルム又は、フラットヤーンクロスとする。
(d) その他の材料
プライマー、補強布、接着剤、通気緩衝シート、この節でいうシーリング材、仕上塗料等は、主材料製造所の指定する製品とする。