(a) |
アスファルトプライマーは、アスファルトを主成分としたもので、アスファルトの接着に適するものとし、アスファルトルーフィング類製造所の指定する製品とする。 |
(b) |
アスファルト
アスファルトは、JIS K 2207(石油アスファルト)による防水工事用アスファルトとし、種類は特記による。特記がなければ、3種とする |
(c) |
アスファルトルーフィング類 |
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(1) |
アスファルトルーフィングは、JIS A 6005(アスファルトルーフィングフェルト)により、アスファルトルーフィング1500とする。 |
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(2) |
砂付ストレッチルーフィングは、JIS A 6022(ストレッチアスファルトルーフィングフェルト)による。 |
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(3) |
網状アスファルトルーフィングは、JIS A 6012(網状アスファルトルーフィング)による合成繊維ルーフィングとする。 |
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(4) |
砂付あなあきルーフィングは、JIS A 6023(あなあきアスファルトルーフィングフェルト)による。 |
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(5) |
ストレッチルーフィングは、JIS A 6022により、ストレッチルーフィング1000とする。 |
(d) |
シール材
防水層端部の止水に用いるシール材はゴムアスファルト系とし、アスファルトルーフィング類製造所の指定する製品とする。 |
(e) |
絶縁用テープは、アスファルトルーフィング類製造所の指定する製品とする。 |
(f) |
押え金物の材質及び形状寸法は、特記による。特記がなければ、アルミニウム製 L-30×15×2.0(mm)程度とする。 |
(g) |
入隅に成形キャント材を使用する場合は、アスファルトルーフィング類製造所の指定する製品とする。 |
(h) |
屋根保護防水断熱工法に用いる断熱材の材質及び厚さは、特記による。特記がなければ、材質は、JIS
A 9511(発泡プラスチック保温材)による押出法ポリスチレンフォーム3種bのスキン層付きとする。 |
(i) |
絶縁用シートに使用する材料は、特記による。特記がなければ、屋根保護防水工法の場合はポリエチレンフィルム厚さ0.15mm以上のものとし、屋根保護防水断熱工法の場合は、ポリプロピレン、ポリエチレン等を平織りしたフラットヤーンクロス(70g/m2程度)とする。 |
(j) |
成形伸縮目地材は、次による。 |
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(1) |
形状及び寸法
目地幅は25mm、本体は目地幅の80%以上、保護コンクリートの上面から下面までに達するよう高さの調節が可能なもので、キャップ側面に付着層又はアンカー部を備えた製品とする。 |
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(2) |
成形伸縮目地材の品質は、下記表による。 |
項目 |
品質
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試験方法
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付属層タイプ
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アンカータイプ
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圧縮性能 |
最大荷重
160N/cm (注1)
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最大荷重
240N/cm (注1) |
JIS K 7220(発泡プラスチック--硬質材料の圧縮試験)に準じて、20±2℃及び60±2℃において、圧縮速度1.0mm/minで、0〜30%の引張りを行う。
(注2) |
キャップ表面に割れがないこと。 |
伸び性能 |
キャップ付着層部とモルタル面が離脱しないこと。 |
キャップアンカー部とモルタル面が離脱しないこと。 |
JIS K 7220に準じて、-20±2℃及び20±2℃において、引張速度1.0mm/minで、0〜30%の引張りを行う。 (注2)
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加熱収縮性能 |
加熱収縮率0.5%以内 |
JIS A 5756(建築用ガスケット)による加熱収縮率試験に準じて、70±2℃において168時間加熱したのち、標準状態で4時間放置する。
(注3) |
キャップ部に反り、ひずみ等著しい変形がないこと。 |
耐候性能 |
キャップ部にひび割れが生じないこと。 |
JIS A 6008(合成高分子系ルーフィングシート)による促進暴露試験に準ずる。 (注4) |
(注) |
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1.
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試験体(高さ80mm、長さ50mm)単位長さ当たりの最大荷重 |
2.
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試験体は、実際の使用条件に近い形状のものとする |
3.
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試験体は、キャップ部のみとする。 |
4.
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試験体は、原則として、キャップ部から作成する。 |
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(k) |
成形緩衝剤は、アスファルトルーフィング類製造所の指定する製品とする。 |
(i) |
保護コンクリート |
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(1) |
コンクリートの調合は、6章14節[無筋コンクリート]による。 |
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(2) |
保護コンクリート内に敷設する溶接金網は、JIS G 3551(溶接金網及び鉄筋格子)による鉄線径6mm、網目寸法100mmの製品とする。
なお、排水溝のモルタル内に敷設する溶接金網は、9.2.5(g)(1)による。 |
(m) |
防水立上り部の保護に乾式保護材を使用する場合は、特記による。 |
(n) |
防水層保護のれんがは、特記による。特記がなければ、JIS R 1250(普通れんが)によるものとする。 |
(o) |
メタルラスは、JIS A 5505(メタルラス)の平ラス2号とする。 |
(p) |
モルタルの調合は、下記表による。 |
適用部位
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セメント
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砂
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保護モルタル |
1
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3
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れんが積み用モルタル |
ポリエチレンフィルムの押えモルタル |
1
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5
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